キム・ディールは元ピクシーズのべーシストで、ピクシーズ解散後はブリーダーズやアンプスといったバンドで活躍しています。再結成したピクシーズでも活躍していましたが、2013 年6月14日に脱退にしました。 ここではキムの作品を紹介します。

The Breeders



pod

ブリーダーズの1st。タニヤドネリーや元スリントのドラマーと組んでいて、ビートルズのHappiness Is a Warm Gunをカバーしています。このカバーはビートルズのより良い。



ブラック・サバス「Paranoid」へのオマージュ!

Last splash

キャノンボールがヒットしてブリーダーズが有名になった作品。 このアルバムのドラマーのジム・マクファーソンは後にGBVにも参加する。 実は彼のドラムがこのアルバムの肝。 キャノンボールのPVはスパイクジョーンズとキム・ゴードンが製作に携わっています。「Invisible man」はGBVもカバーしている。



Title TK

ラストスプラッシュから9年ぶりの作品。キムがインタビューでこの作品は部屋でひっそりと聴くと良いって言っているように少し暗い。少し音響系の感じもする。 初めてブリーダーズのCDを買う人はこの作品から聴かないでください。日本版のボーナストラックはすべての楽器をキムが演奏しています。クライミング・オン・ザ・サンで日本語を喋っているのはエリカ・ノイズっていうエンジニアの人みたい。最初和田アキ子かと思った。個人的に「強化されて印刷しました。」を帯の文句にしてほしかったなー。

Climbing on the Sunの歌詞



・オランダのTV番組Lola Da Musicaで放映された彼らのドキュメンタリー『The Real Deal』。キムがドラッグ&酒のリハビリへ入る直前2002年5月に録られたものだとか。『Title TK』収録曲がライヴで沢山披露されています。

The Amps

ジ・アンプスは1995年にブリーダーズが分裂したあとでキム・ディールが作ったバンドです。 ブリーダーズが分裂してしまってからもっとたくさんCDを出したがっていたキムはここで創造性を爆発させたました。まず、彼女はソロLPを作ろうとして、そこにブリーダーズのドラマー、ジム・マクファーソンとデイトンのミュージシャン達( Nathan FarleyとLuis Lermaとロバート・ポラード) が参加してバンドになりました。でも実質彼女のソロプロジェクトみたいなものです。 最初のバンド名はロバートの持っていたバンド名リスト(!)から採った”Tammy And The Ants”を少し変えた”Tammy and the Amps”でした。 このタミー&ジ・アンプスで当初キムはタミー・アンパーサンドと名乗っていたそうです。 その後すぐにバンド名をThe Ampsに変えました。 キム曰く「Tammyっていうのがいらつき始めた。」からだそうです。なお、ロバートはバンドが公になる前に脱退しました。 アルバム「ペイサー」の収録は1995年の2月にメンフィスで、 引き続き3月にシカゴで行われました。 プロデュースはスティーブ・アルビニが担当。 ペイサーは1995年10月31日にリリースされました。 バンドは1996年の夏に キムがブリーダーズの活動に専念するためいくつかのフェスを含む大規模なヨーロッパの日程を キャンセルするまでアメリカとヨーロッパをツアーしました。 キム曰く, アンプスはブリーダーズよりもボーカル・オリエンテッドなのだそうです。 確かに歌が前面に押し出されています。

メンバー:左から Nathan Farley - (guitar)、 Kim Deal - (guitar/vocals)、 Jim Macpherson - (drums) 、 Luis Lerma - (bass)

Pacer

ジ・アンプスの唯一の作品。全曲名曲。大傑作。ハイライト曲「I am decided」はロバートが作曲に関わっている。

シングルTipp CityのbサイドではLuis Lermaがいたバンド the Tastiesの曲"Just Like A Briar”をカバーしている。 Briarはデイトンの俗語で「田舎もの」という意味らしい。 荒々しい演奏が楽しいEmpty Glasses4トラックバージョンも収録。

ソロ作
2012年に7インチソロシングル「Walking With a Killer/DIRTY HESSIANS」をリリース。今後もソロシリーズとしてリリースしていくとのことで楽しみ。

2013/4/29に7インチシングル『Hot Shot/Likkle More』をリリース!

「Likkle More」なんてタイトルでパトワ語を使ったり、『Fate To Fatal』でボブ・マーリーの「Chances Are」をカヴァーしていたり、キムってレゲエ好きなのかもなあ。

3rdシングル『Are You Mine?/Wish I Was』(2013/10/29リリース)
「Wish I was」にはマット・ウォードが参加しています。

Kim Deal - Are You Mine? [Official Video] from Kim Deal Music [Official] on Vimeo.

4thシングル『The Root/Range On Castle』(2014/4/1リリース)
ウィスパータウンのモーガン・ナグラーとのコラボ作。(今作に関するインタビュー記事

Kim Deal and Morgan Nagler - 'The Root' [Official Video] from Kim Deal Music [Official] on Vimeo.

5thシングル『Biker Gone/Beautiful Moon』(2014/11/18リリース)
スリントのブリット・ウォルフォードがドラムスを担当。

*キムディールのカバーについて
キムディールのカバーする曲はどれも元曲を超えている。これは彼女がその曲の肝をきちんと把握しているからなんだろう。曲の肝をつかむことに長けているってことは曲の良い所を伸ばすことが出来るってことで、例えば彼女がプロデュースしたGBVの「アンダー・ザ・ブッシュズ、アンダー・ザ・スターズ」が大傑作となったのは彼女による所が多いと思うわけです。

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