フランク・ブラックは元ピクシーズのヴォーカルアンドギターです。 ピクシーズ時代はブラック・フランシスと名乗っていました。
ロック・ミュージシャンとしては珍しく太っていて、その体型から出る叫びは鳥肌もの。 現在、再結成したピクシーズで活動中。

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Frank Black(1993年)
記念すべきソロ一作目。trompe le mondeの時より楽しそうだ。自信たっぷりといった感じ。Brackish Boy が個人的には大好き。Los AngelsのPVではギターを背負ったFBがホバークラフトにのっていて物凄い「俺様」といった感じです。「I heard ramona sing」はラモーンズに関する曲。「czar」はジョン・デンバーに関する曲。

ビーチ・ボーイズのカヴァー(元曲はこちら)。同曲の作詞をしたトニー・アッシャーも出てくる!ソロデビュー・アルバムにこの曲をカヴァーするなんて最高。負けるだろうけど自分のエゴにこだわるんだ!

Teenager of the Year(1994年)
これが最高傑作という声をよく聞く。たしかに曲の出来は他のアルバムより頭ひとつ抜けてる。フランクブラックって曲の構成が半端なくうまいな。曲の展開はものすごくドラマチックなのに冗長にならず、一曲大概2〜3分で終わるし。ジャケは文句なしに最高。ロックのジャケでここまで衝撃的なのって見たことない。二曲目のThalassocracyはあのベアーズもカバーしてる。HeadacheのPVはFBのPVの中で一番ユーモラスで最高。なんてったってFBが二人出てきて踊ったり、空飛んだりするんだから。

The Cult of Ray(1996年)
フランクブラックの変態が出すぎた作品だと思う。ある意味過渡期。インストが入っていても同じようにインストが入っていた1stの時みたいに楽しく聞けない。聞いていて不安になる。ジャケも見ていて不安になる。Men in blackやI don't wanna hurt youとかいい曲もあるんだけどね。

Frank Black and the Catholics(1998年)
帰ってきたフランク。これは傑作。フランクブラックはやっぱりバンドが似合う。「The man who was too loud」はジョナサン・リッチマンへのトリビュート・ソング。

Pistolero(1999年)
I love your brainって・・・。cult of rayと前作がうまい具合に混ざった感じ。国内版の解説はAirの車谷が書いています。フランクブラックのソロ作で最もロックンロールな一枚。

Dog in the Sand(2001年)
私が持っているのはボーナストラックとして、サンチャゴが録ったフランクのアコースティックデモが4曲入っているやつです。前作とは打って変わって落ち着いた音楽。この作品以降はこの地味路線でいくことが多いので結構重要作です。何か得るものがあったんでしょう。この作品でフランクの今の地位が確立したというか、フランク・ブラック・アンド・ザ・カソリックスとして改めて出発した感がある。フォークとかテックス・メックスとかもたくさん聴いてるって言ってるからその影響が物凄く出ている。

Devil's Workshop(2002年)
個人的にはこれが最高傑作だ。2002年はこれとBlack Letter Daysが二枚同時発売された。フランクの作品で一番ピクシーズっぽい作品。なんせピグシーズのBサイドに入ってたインストのvelvetyが歌入りでリメイクされているんだから。ジョーイサンチャゴも参加してるし。曲も粒ぞろいです。

Black Letter Days(2002年)
トムウェイツのカバー(ブラックライダー)で始まりおなじカバーのテイク違いで終わるフォーク色の強いアルバム。Dog in the Sandをさらに煮詰めたような。 このアルバムは曲が多いからダレる。でもアルバムの後半にいくほど盛り上がってくるので、中盤から聴き始めると物凄く良いアルバムに感じる。それにしてもフランクブラックってblackっていう単語が好きなのかやたらと使うな。 インタビューを読むと、このアルバムを作るのにビートルズのホワイト・アルバムをよく聴いていたらしい。

Show Me Your Tears(2003年)
これもかなり良い。今までのソロ活動の集大成的作品。特にThe snakeは名曲。理想的なポップソングの型にはまってる。 フランクはこういった曲を手癖でかけるんだろうな。

*ヘドウィグアンドザアングリーインチのトリビュート盤
このアルバムで注目することは、フランクブラックとブリーダーズがそれぞれカバーした曲が同じCDに入っているということ(キムとフランクがここまで急接近したのはたぶんピクシーズ解散以来初めて)。つまり今回のピクシーズ再結成の布石となったと思われる重要作品。フランクはシュガーダディをカバー。 この曲では、カソリックスではなくリード・ペイリーとかが参加しています。 どうでもいいけどこの映画のトリビュート にブリーダーズ(ヘテロセクシャルっていう意味)が参加してるって面白い。

・ピクシーズが好きで初めてフランクブラックのCDを買う人には、Teenager of the Yearをオススメします。

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