2015/11/30
・マグネット・マガジンのインタビューで将来のコラージュのネタとして『天路歴程』と子供向けレシピ本(『Tasty Sharings』)を買っているのを読んで、DJがサンプリング・ネタをディグっている感覚のようだと思った。オケに歌を入れるポスタル・ロックによる作成手法を好む点でもそうだけど、ロバート・ポラードはヒップ・ホップ感覚を持っているアーティストだ。
ポスタル・ロックの名曲「Stifled Man Casino」。よくこのオケからこんなにもキャッチーなフックを思いつくなあ。キャッチーなフックを作るセンスは50セントのそれに並ぶと思う。
2015/11/29
・『Suitcase 4』の「Rubber Man (long)」はタイトル通り「Rubber Man」(『Static Airplane Jive』収録)のロング・ヴァージョンだけど、中盤以降は本ヴァージョンに収録されていないメロディでできていて、これがとても素晴らしい!『Suitcase 4』の中でもベスト級のメロディだと思う。
本ヴァージョンはジョン・レノンみたいなシャウトがかっこいい。
2015/11/28
・「James Of Life」(『Suitcase 4』&『Briefcase 4』収録)も「False Teeth」のオケに即興ヴォーカルを乗せた曲だ!カーボン・ホエールズが大フィーチャー!
2015/11/27
・「Work Into Me」を聴いていたら、節回しに「No Bird」の痕跡が感じられることに気が付いた(「Work Into Me」の"Life Life Life Life~"と「No Bird」の"Fly Fly Fly Fly~"は口ずさんでみると同じ音になる)。もしかしたら「No Bird」は『South』EP作成時のブレインストーミング・トラックなのかもしれない。そう考えると「No Bird」は貴重な曲に思えてきた!
2015/11/26
・
『Briefcase 4』に貼られたステッカーによると、あくまで『Briefcase 4』にボーナス・トラックが81曲追加されたものが『Suitcase 4』という位置づけらしい。でも『Briefcase 4』には厳選された名曲だけが収録されているというわけではなくて、「No Bird」(「The Jeep」のトラックをバックにロバート・ポラードが即興でうなっているようなヴォーカルが乗るという、『Suitcase 4』の中で一番奇妙な曲。)が収録されていたりするからロバート・ポラードのセンスは面白いなあ。
2015/11/25
・ROCK LOTTERYにGBVのメンバーが参加するというニュース。
ROCK LOTTERYというイベントは、選ばれた25名のミュージシャンが朝10時にくじ引きで5組のグループを結成し、別々の場所で半日でバンド名決定~作曲(3~5曲)まで行い、出来た曲を観客に披露するというものらしい。面白そう!GBVのメンバーは沢山いるので、誰が出るのか予想が難しいなあ。
2015/11/24
・「Teenage FBI」の未発表デモ・ヴァージョン。『Do the Collapse』作成時のセッション音源らしい。『Suitcase 5』があったら収録されるのだろうか?「Teenage FBI」は『Do the Collapse』収録ヴァージョン、『Hold On Hope』のプロモ盤収録ヴァージョン、『Wish In One Hand...』収録ヴァージョンと、様々なヴァージョンが発表されているけど、どれも味があって素晴らしい。"When you clean out the hive/Does it make you want to cry?/Are you still being followed By the teenage FBI?/Someone tell me why"という韻の踏み方を初めて聴いたときには気持ち良すぎて衝撃が走った。
2015/11/23
・『Suitcase 4』に収録されている「Over And Over Again」は名曲「If We Wait」の初期ヴァージョンだったので本ヴァージョンを聴き返していたら、"If you could be anything that you wanna be Do you think that you would be who you see in the mirror If I look long enough, my face would start to change If I look close enough, I'll take away the pain"という歌詞はロバート・ポラードがLSDを使用して鏡を見た時に自分の顔が息子の顔に変化したという体験を元にしているような気がしてきた。(『Guided by Voices: A Brief History: Twenty-One Years of Hunting Accidents in the Forests of Rock and Roll』で"この曲の中盤はLSD体験にインスパイアされたもの"と言っているし。)
2015/11/22
・FB.netのフォーラムでサーフトーンズのスティーヴ・ホフマンが「Cecilia Ann」について書き込んでいたのか。彼によると「Cecilia Ann」はエリック・サティの作品がアイデア元になっているらしいんだけど、"きっとその作品は「Gnossiennes No. 5」だ"と指摘している人がいて、確かに似ていると思った。
2015/11/21
・シングル『Jargon Of Clones』のジャケットの中にメンバーのシンボル(『King Heavy Metal』のブックレット参照)がある事に気が付いた。こうして見るとジャケットの手がリキッド・ウィッキーのライヴ会場に足を運ぶ観客に見えてくる。
裏ジャケットではシンボルのみを拡大して見せていたのか。これほどアピールしていたのに今まで気にも留めなかったとは情けない。
2015/11/20
・『Suitcase 4』を聴いていて一番燃えたのがライヴでの即興曲「Hey You Know Me」。ボルテージの高まり方が、曲が生み出されていくときの快感そのもの。というかほとんど「Lethargy」なんだけど、あの曲の魅力は下のようなライヴ音源(「Hey You Know Me」と同じような掛け合いをしている!)で聴いてこそ引き立つのだと感じた。
2015/11/19
・Shit Canned.のザ・クラウドの『The Happy Sounds of the Crowd』ついての記事が最高!『Suitcase 4』のハイライトと言えるザ・クラウドの曲たちは素晴らしいものばかり。「Murphy Had a Birthday」のメロディを「Birds」のヴァースや「Take Me to Yolita」のブリッジに再利用しても違和感のないキャッチーさで、1983年当時からロバート・ポラードのメロディ・センスは冴えていたことが分かる。単体でアルバムを出してほしいなあ。
2015/11/18
・インディアナのバンド、ザ・イーストヒルズの「Mothers & Fools」にダグ・ギラードがフィーチャー。サリー・クルーやナダ・サーフでもそうだったように、ダグのギターがあるだけでキャッチーさが増すなあ。
来年に出る彼らのアルバム『Fear and Temptation』ではダグのギターが6曲もフィーチャーされているとのこと。
2015/11/17
・AVクラブで『Indie For The Holidays』に収録される「What Begins On New Year’s Day」が聴けます。
いつものソロ作に収録されているような曲だけど、いつもより豪華なサウンドが新鮮だ。アルバムの方はソンドレ・ラルケとジェレク・ビショフの曲などが収録されるので楽しみ。
・ブリジットのライヴ@新宿MARZ
彼女たちの『À bouche que veux-tu』が昨年のマイ・ベスト・アルバムの一つだったので観に行った。アルバムよりもさらに歌が上手くて衝撃!くねくねした踊りもエロかった。フランスの叶姉妹を間近で見れて感動した!客は外国人が大半でライヴのノリがとても良く、一層楽しかった。TWEEDEESは沖井礼二のベースの手さばきを見ているだけで楽しく、清浦夏実の澄んだ声も素晴らしかった。シンバルズより好きだ。
2015/11/16
・『Suitcase 4』と『Briefcase 4』が到着!!!!!一足早いクリスマス・プレゼントです。ディスク1(13)を聴いた限りでは過去の名曲の初期ヴァージョンが沢山収録されていて感激!昨日紹介した「Motor Away」はロバートとトビンによるヴァージョンだったのか。これから年末にかけてじっくり聴いていこうっと。
2015/11/15
・The Fire Noteで『Suitcase 4』収録の「Motor Away」(初期ヴァージョン)が聴けます!
ロバート・ポラードによる宅録音源と思われる。既にメロディは完成されているけど、『Alien Lanes』収録ヴァージョンの激しいギターがあるとないとでは大きく印象が違う。『Alien Lanes』版のギターの魅力はミッチ・ミッチェルによるところが大きいのかも。
2015/11/14
・ 『Bloodshot Six Pack To Go』に収録される「Drinker's Peace」はロバート・ポラードの新録ヴァージョンらしい!曲紹介のところに"orchestral on us (string section!) "と書いてあるから、アレンジに期待。ボビー・ベア・Jr.がギターで、ディアー・ティックのロビー・クローウェルがキーボードで参加しているとか。ロバート・ポラードは近年ではコンピ作品への新曲提供をめっきりしなくなっていたのに、本作と『Indie for the Holidays』に2曲も提供している。お金に困っているのだろうか?
2015/11/13
・「Bogus Reactions」のビデオは1975年にアメリカの文化情報局が制作したプロパガンダ映像『200』を引用していたのかー。サイケデリックな感じはサーカス・デヴィルズと相性がいい。
2015/11/12
・Amazon Musicのオリジナル・コンピレーション・アルバム『Indie for the Holidays』にロバート・ポラードの新曲「What Begins on New Year's Day」が収録されるらしい!!発売日は11月20日。もうすぐじゃないか!今年のロバート・ポラード関連作は『Suitcase 4』で終わりかと思っていたら嬉しいサプライズ!以前のインタビュー記事で紹介されていたGBV inc.よりも大きなレーベルでの作品とはこのことなのか?
2015/11/11
トッド・トバイアスの作る独特の作品を特徴づけているのはその音源だ。彼はエフェクターを使ったギターの即興演奏だけでなく、古いシンセサイザーを使ったり、古いレコードからサンプリングしたりしている。
"大体はオーケストラからサンプリングしたり、時にはジャズ、エキゾチカというジャンルのエスキヴェルやレス・バクスターらの音楽をサンプリングしているよ。"
エキゾチカを聴いてみたら南国っぽい音楽だった。ポリネシア諸国への憧れがあるトッドらしいセンス。それにしてもこういう幅広い志向を持った人物がロック・マニアのロバート・ポラードと邂逅してタッグを組んだのは奇跡だと思う。
2015/11/10
・Disarm the Settlersを読んでいたら、デイトン近辺に住んでいるファンの元にはもう『Suitcase 4』が届いているらしく、早速Googleスプレッドシートで曲をまとめている人もいることを知った。
これを見ていて気になったのは、ヒューマン・ブレインの「She It」が「I'll Take The Cure」の別ヴァージョンらしいという事と、その作曲者がミッチ・ミッチェルとロバート&ジムのポラード兄弟だという事。メンバー的にアシッド・ランチの曲なのだろうか?「I'll Take The Cure」はロバート・ポラードの『We All Got Out Of The Army』収録曲で、妻のサラとの共作曲(歌詞を共作)だったはず。いずれにしても「I'll Take The Cure」は名曲なので「She It」が楽しみだ。
2015/11/9
トッド・トバイアスはブライアン・イーノやハロルド・バッド、ジョン・ハッセルといったE.G.レコーズのアーティストが作るアンビエント・ミュージックに影響を受けたという。 そして彼は自分の音楽をそれらよりも暗くてシアトリカルなものだと言っていた。(このとき照れ笑いながら言っているのが素敵だった。)
トッド・トバイアスは昨年『Impossible Cities』/『Impossible Cities2』、今年は『MOOREA』/『TRISTES TROPIQUES』と2年連続で2枚もアルバムを出している。多作家なのは相棒を務めていたロバート・ポラードの影響だと思う。アルバムにはサーカス・デヴィルズで採用されなかった曲も収録しているらしいし。
2015/11/8
・The Fire Noteで『Suitcase 4』収録の「Third Grade Aviator」が聴けます!
「Deaf Dumb And Blind Girl」と同様にロバート・ポラードとニック・ミッチェルによって『Suitcase 4』用に録音された曲らしい。ベース・ラインがかっこいい。曲間でフーのような甲高いコーラスをするのも新鮮。The Fire Noteも書いている通り、最後のドラムのミスに対して小さい音で"That’s Suitcase Baby!"って聴こえます。完璧さを求めない、これぞスーツケース!今回のボックスセットにはこの2人による曲が多く収録されれるそうだけど、「Deaf Dumb And Blind Girl」も「Third Grade Aviator」も聴いていて楽しいサウンドなので他の曲も楽しみです。
2015/11/7
店名をGBVの「Planet Score」から引用するとは粋なレコード屋だと思った。
2015/11/6
・「Mean What I Say」がiTunesで発表されている!
前半はアンナ・ワロンカーのソロ作品みたいだけど、後半からストリングスとヘイデン姉妹のコーラスが混じる所はまさにザット・ドッグ・サウンド!ようやく帰ってきた!アルバムもレコーディングしているみたいだし楽しみだ。
2015/11/5
・ザット・ドッグのFBページによると、新曲「Mean What I Say」がもうすぐ発表されるらしい!レナ・ダナムのポッドキャスト"Women of the Hour"のテーマ・ソングだとか。ファン.のアンドリュー・ドストもゲスト参加しているということで楽しみすぎるなあ。
2015/11/4
・トミー・キーンのライヴ@渋谷O-nest最高だった!!!!!
アコースティックでビッグ・スターの「Nighttime」のカヴァー、ベースにブラッド・クイン参加してエレキギターに持ち替えての「Back to Zero Now」、そしてドラムのジョン・リチャードソンが参加してバンドセットでの「Places That are Gone」、ルー・リードの「Kill Your Sons」のカヴァー!素晴らしかった。ロックのコンサートでこんなに美しいギターのメロディを弾く人は初めて見た。アンコールで出てくるときにカーテンに隠れようとしたり、茶目っ気のあるガーリーな側面も見られて良かった。ジョン・リチャードソンのドラムもパワフルで、必死で叩いている感じの表情も素敵だった。パワー・ポップを叩かせたら天下一だ。
2015/11/3
・『アタリ: ゲームオーバー』鑑賞。
フランク・ブラック風に言うなら「Whatever happened to E.T.?」という感じ。都市伝説をそのままで終わらせないシュリーマンにも通じる精神に感動した。面白い!『E.T.』のゲームは知らなかったけど、ここで遊んでみて史上最低のゲームと言われるのも納得した。これはつまらないわ。
ポンもアタリのゲームだから、FBのファンも必見だと思う。
2015/11/2
Echoesのトッド・トバイアスのインタビューの続き。(少しずつ紹介していくことにした。)
・トッド・トバイアスはサーカス・デヴィルズが2001年に発表した1stアルバム『Ringworm Interiors』を作った後にロバート・ポラードから次のGBVのアルバムのプロデュースを依頼されたらしい。今までカセットでの4トラック・レコーディングしか経験の無かった彼はとても驚いたという。
そのGBVのアルバムが2002年の『Universal Truths and Cycles』なわけだけど、初めて大きなスタジオでプロデュースしたとは思えない素晴らしいサウンドだった。前作『Isolation Drills』がベックやエリオット・スミスとの仕事で有名なロブ・シュナッフによるプロデュースだったのに、いきなり初仕事のトッドを選ぶとはロバート・ポラードは思い切りが良い人だ。
2015/11/1
・Echoesの10月28日の回でトッド・トバイアスのインタビューが聴けます(聴くには登録が必要。トライアル会員として$2.99ドル払えば聴けます。)。彼の肉声が聴けるとは超貴重!
インタビューによると、トッドにはポリネシア諸国への憧れがあって、それはポール・ゴーギャンの絵を見た時から抱いているのだという、その後メルヴィルの『タイピー』を読んだり、ヴァンゲリスによるサウンド・トラックを担当した映画『バウンティ/愛と反乱の航海』を観てその思いを強くしたらしい。彼のサウンドがトライバルなのはそういうことだったのか。
・ケロケロボニトとhy4 4yhの日英友好ツーマン@浅草KURAWOOD に行ってきた。 ケロケロボニトはトラックが本当にヤバかった!なんてかっこいいのか。卒業式のコスチュームになったり、ワニを殺したり、ピンクの電話を使ったり小道具も楽しかった!浅草KURAWOODは初めて行ったけど浅草っぽい雰囲気で気に入った。