2015/8/31

GBVが2002年に発表した『Universal Truths and Cycles』のジャケット文字の"U"が"V"になっているのは古典ラテン語のアルファベットを使ったという事なんだろうけど、"Bee Thousand"誕生のエピソードを知ると、『Bee Thousand』の頃の様な発想の気軽さを蘇らせようという意図もあったのではないだろうかと感じる。アルバムの内容も『Bee Thousand』の頃に立ち返ったかのような過剰さがあるしね。

2015/8/30

『Bee Thousand』というタイトルが出来た流れが面白い。

"Z1000"と書かれたマイル・マーカーを見たことがあったジム・ポラードは、タイトルのアイデア出しの場で"Zoo Thousand"というタイトルを出し、それをロバート・ポラードは面白いと思った。

その後、ロバート・ポラードはドライヴ・イン・シアターの看板(こういうもの)を見た時、当時上映していた『ベートーベン(Beethoven)』の表示が"v"の代わりに"u"を使った"Beethouen"となっているのに気が付き、それをザ・フーのPete Townshendのような響きがあって面白いと思った。

以上のエピソードが相まってBee Thousandを思いついた。

『Bee Thousand』の発想元に『ベートーベン』が一役買っていたとはなあ。

2015/8/29
・ジャグジー・ボーイズの「Sun」のPVがブリーダーズの「Safari」のPVのオマージュだったので、ブラック・サバスの「Iron Man」のPVと供に並べてみました。

2015/8/28
Stereogumで『Swimmer to a Liquid Armchair』収録の「Poor Substitute」が試聴できます!ロバート・ポラードにとっての「Substitute」が誕生したという感じ。"Trust me, though/I'll never have the Midas touch/A cloud with silver lining/Isn't quite as much"なんて自虐的な歌詞はロバート・ポラードらしさが出ているなあ。ヴォーカルのメロディは「Kiss the Quiet Man」を思い出した。後半に爆発するところは「Town of Mirrors」っぽいですね。ギター・ソロが短いところも最高。この曲を聴く限りでは『Swimmer to a Liquid Armchair』はリキッド・ウィッキーの最高傑作になる予感が高まった!

2015/8/27
・ロバート・ポラードの95年トップ10アルバムの一枚に選ばれていたThe Ropersの『All the Time』、バッキング・コーラスがR.E.M.っぽくて、R.E.M.好きのロバート・ポラードが気に入るのも納得。

アイドルワイルドのロディ・ウォンブルを思わせるヴォーカルもかっこいい。

2015/8/26
スキャット・レコーズのロバート・グリフィンが『Propeller』を聴いてGBVに着目し、ロバート・ポラードに電話で連絡を取る。ロバート・ポラードは彼に"バンドはもう活動していないよ。...でも、何か作ってみるよ"と応える。当時活動停止状態だったGBVが再び音楽を作り始める。

このコンタクトが無ければ『The Grand Hour』以降のGBVは無かったかもしれないと考えると、ロバート・グリフィンはGBVの歴史上重要人物だ。

2015/8/25
・33 1/3シリーズの『Bee Thousand』を読み返しているんだけど、ロバート・ポラードがGBVが注目され出した頃の戸惑いを語っているところがグッと来た。結成から10年間ほとんど無名だったGBVが注目され出してから、ロバートは自作の妄想ジャケット(ワーナーのロゴ付き)を、それを作っている事がもしバレて他人から"才能の無いきちがい野郎"だと思われるのが怖くて捨ててしまったのだとか。そういう他人の意見を気にする人間が周囲の反対を押し切って音楽に専念することを決意したわけで。その決意の深さは相当なものだと思う。

2015/8/24
スプリット盤を出したこともあるGBVとグリフターズの対バンの映像があるなんて、Youtubeは宝の山だ。

2015/8/23
・ナダ・サーフのライヴ盤『Live At The Neptune Theatre Seattle』試聴したらとても良かった。特にダグ・ギラードが加入した2012年のライヴだから、リード・ギターだけで聴けるくらい素晴らしい。バンドとしてもダグが加入してからのライヴ盤を出しておきたかったのではないだろうか。

2015/8/22
・ツイッターを眺めていたら、ポップ・ボラードなるアーティストによる 『Russia Dogtree EP - Pop Bollard Plays The Hits Of Guided By Voices』という作品が出るらしい。代表曲と供に「Hey Aardvark」もカヴァーしているのが通な選曲。出たら買おうっと。

2015/8/21
・ネイト・ファーレイの父親のダナ・ファーレイってザ・キュリアス・アニマルズというカヴァーバンドで音楽活動をしているのか。渋くて素敵だなー。

ネイト・ファーレイは現在地元デイトンの市場で調理場を経営しているらしい。

2015/8/20
・『Suitcase 3』のベストトラック「Sonny The Monster」をワンマン宅録しているブルース・"スミッティ"・スミスはロバート・ポラードが70年代に組んでいたアナクルーシスのドラマーだったとか。アナクルーシスは主にカヴァー曲を演奏していたらしいけど、オリジナル曲も作っていたんですね。ホール&オーツっぽいのはブルース・"スミッティ"・スミスの作風なのだろうか?

2015/8/19
・トミー・キーンの新作『Laugh In The Dark』収録の「Dear Heloise」が試聴できます。ねっとりとしたヴォーカルと美しいメロディのギターに磨きがかかりまくってます。2分台前半で短いし最高!(secondmotion のサウンドクラウドだと既にアルバム全曲聴けるのか。。ベースラインが踊れる「I Want It To Be Over Now」が気に入った。)

彼とロバート・ポラードが組んだキーン・ブラザーズの『Blues & Boogie Shoes 』はロバート・ポラードのサイド・プロジェクトの中でもベストに入る傑作だったので、いつか再結成して欲しい。

2015/8/18
・マグネット・マガジンでアルバート・ハモンドJr.がGBVの「Yours To Keep」とカソリックスの「If It Takes All Night」について語っています。GBVのメロディと歌詞は彼の人生を形作ったとのこと。そして、フランク・ブラックがデル・シャノンのカヴァーを歌い、”デル・シャノンのようになれたらなあ”と言っているのを聞いた彼は、"そんな事を言う人は聞いたことがなかったから、無性に聴いてみたくなった。"とのこと。フランク・ブラックのカヴァーによって音楽が着実に人から人へと伝わっていっているのを知ると感動するわ。

アルバート・ハモンドJr.は「Old Black Dawning」のカヴァー「Postal Blowfish」のカヴァーもしているし、素敵だなー。

2015/8/17
・Diffuserでピクシーズに関するトリビアが紹介されています。デイヴィッド・ラヴァリングの手品トリオ、アンホーリー・スリーの事も取り上げられているのが嬉しい。リンク先にはデイヴィッドによる手品の動画もあります。ジョン・フランズバーグが「Los Angeles」と「Hang On To Your Ego」のPVの監督だったとは知らなかった。

2015/8/16
・ピクシーズの『Bossanova』に収録されている「Blown Away」ってハンザ・スタジオでレコーディングされたのか。。知らなかった。

モージズ・シュナイダーさんもハンザ・スタジオでピクシーズと仕事をしたと語っています。

2015/8/15
「Frenzy of Blame」(『I Sell the Circus』収録)のバックで鳴っている高音のギターソロってやけにもたついていると思ったら、ニック・ミッチェルではなくてロバート・ポラードによるものだったんですね(リッケンバッカーで弾いたらしい)。とてもキャッチー。このソロが「Frenzy of Blame」をアルバムの中で一番ポップな曲にしていると思います。

2015/8/14

ロバート・ポラード関連作の公式ストアthe factory of raw essentialsで、リキッド・ウィッキーの3rdアルバム『Swimmer to a Liquid Armchair』と、シングル『Poor Substitute』と『A Number I Can Trust』が予約開始になりました。発売日は9月25日。

『Swimmer to a Liquid Armchair』は12曲入りで、曲目は以下の通り。

SIDE 1
WHAT ARE ALL THOSE PAINT MEN DIGGING
CRYSTAL TITANIC
POOR SUBSTITUTE
BLIND SIDE
A NUMBER I CAN TRUST
SIMPLE SIMON PAPER PLATES

SIDE 2
RED LEGGED PYGMALION
NO MAN WOULD DEVELOP
PLASTIC OCEANIC GETAWAY
THE BOX (INCLUDING THE CURSE)
COULD I SEE THE LIST ONE MORE TIME
I AM A COAST GUARD

ジャケットは『Eat 11』のコラージュ『Swimmers to a Liquid Armchair』ですね。今年に入ってから3枚目のアルバムが9月には聴けるとは、再結成GBV以上のハイペースだ!

2015/8/13
・GBVのお蔵入りアルバム『The Flying Party is Here 』を聴いていて感じるのは、ロバート・ポラードが曲順を作りこんでいたということ。ロバート・ポラードは自身が好きなアーティストのミックステープをよく作っているけど、そこで培われたシークエンスの巧みさが自分の作品にも活きていると感じる。フーが『Sell Out』でやっていたような海賊ラジオのDJ感覚が楽しい。曲順の素晴らしさだけでは『Under the Bushes Under the Stars』より上だわ。せっかく作りこんだのにこれをお蔵入りにするとは、思い切りが良いなあ。

2015/8/12
・そういえば昨年のインタビューでトビン・スプラウトが新作ソロ・アルバム『The Universe and Me』を作っていると言っていたけど、いつ出るのだろう?Disarm the Settlersの有志達が作ったアルバム『We Will Hoist Our Vulgar Flag』に彼が提供した「The Alphabetically Insane」はデモ音源風の短い曲だったので、今までのソロ作の様な作りこんだアルバムが早く聴きたいです。

2015/8/11
A.C.ニューマン「Motor Away」を褒めている!嬉しいな-。

'Motor Away' by GBV. My favorite song of the 1990s. It just played on our @Sonos system. Sounded really great. Like the future.

— Carl Newman (@ACNewman) 2015, 8月 8

2015/8/10
・Disarm the Settlersを読んでいて、リキッド・ウィッキーの3rdアルバムのタイトルが『Swimmer To A Liquid Armchair』であることを知った!2曲はニック・ミッチェルによる曲で、10曲はロバート・ポラードによるものらしい(今回も12曲入り?)。そして再びサイバーテクニクス・スタジオで録音されたとか(『King Heavy Metal』はニックの自宅スタジオで録音された)。個人的にフィル・マハフィーによるサイバーテクニクス録音のサウンドが好きなので期待大です。

『EAT 11』に『Swimmers To A Liquid Armchair』というコラージュ↓があったけど、これがアルバムのジャケットになるのかなあ。 


2015/8/9
8日は厚木基地の盆踊り大会に行ってきたんだけど、米軍基地のお祭りは毎回外れなしだわ。これが無料で体験できるなんて信じられない。特にSEで流れた「Turn Down for What」のリル・ジョンの暑苦しい声がアメリカンな雰囲気と相まって素晴らしかった。

あと、「Wobble」が流れるとダンスをし出す人たちもいて最高でした。ハンバーガーも美味しかった。

2015/8/8
・ロバート・ポラードがライヴ中に行うハイキックのチュートリアル動画なんてあるのか。ロバート・ポラードはこのパフォーマンスを50後半でも行っていた。高い身体能力の持ち主だと感じる。

2015/8/7
・Disarm the Settlersを読んでいて、ロバート・ポラードの次のソロ・アルバムはニック・ミッチェルが全楽器を演奏しているらしいことを知った。10年以上相棒として創作活動してきたトッド・トバイアスの役割をニックに任せた作品になる模様。しかもアルバムには歌詞が付いていないらしいんだが、その理由が、”歌詞が重要じゃないただのポップ・ソング集だから”らしい!非常に楽しみ!

2015/8/6
・この間のキッド・カディの新曲はGBVっぽくて気に入ったけど、今回発表された「Confused」はパール・ジャムっぽい曲でこれまたかっこいい。歌がキャッチーで好きです。

2015/8/5
サーファー・ブラッドのジョン・ポール・ピッツがGBVの「As We Go Up We Go Down」を"こんな曲を書いてみたいと思った"と紹介しています。

サーファー・ブラッドは以前から「Game of Pricks」のカヴァーをしていたり、GBVの前座も務めていたのでGBV好きなのは分かっていましたが、名曲なのに取り上げられることが少ない「As We Go Up We Go Down」をこうして紹介までしてくれるのは嬉しいです。

ちなみにサーファー・ブラッドの2ndアルバム『Pythons』は傑作なので、GBV好きにもお勧めです。

2015/8/4
アルバート・ハモンドJr.がGBVの「Liar's Tale」(3rdアルバム『Self-Inflicted Aerial Nostalgia』収録)を人生を変えた曲の一つに選んでいます。

彼にとってビートルズにおける「Hey Bulldog」のような、”なんでこんなに良い曲をもっと早く聴かせてくれなかったんだよ!”という曲なのだとか。ロバート・ポラードがあまり作らない、歌い方含めて60年代ガール・ポップスのような趣きがある曲です。「Liar's Tale」はワクサハッチーカヴァーしていたし、初期GBVの名曲という扱いになっていくのかも。

2015/8/3
・「Powerblessings」(『Kid Marine』収録)の別ヴァージョン。アルバム・ヴァージョンもそうだったけど、これはよりロバート・ポラードが多重録音したデモ作品っぽいですね。もしかしたら『Suitcase 4』に入るのかもしれない。

2015/8/2
メアリー・ルー・ロードが10月に来日するそうです。

メアリー・ルー・ロードはGBVの名曲「Blimps Go 90」をカヴァーしていたり、「His Indie World」の歌詞中にGBVの名前を入れたり、『Some Drinking Implied』でGBVのライヴ撮影をしていたり、公式サイトの好きなアーティスト欄にGBVの名前を載せていたりと、GBVとゆかりのあるアーティストなので観に行くしかないですね。


「Blimps Go 90」のカヴァー。GBVの後にザ・フーの「Blue, Red and Grey」を続けて演奏しているところも素晴らしい。

2015/8/1
ムーン・トレントによる「Glorious」のカヴァー。声が素晴らしい!